ガルシア=マルケス『わが悲しき娼婦たちの思い出』を読む。土俗的なイメージも強いガルシア=マルケスだが、これは立派な都市小説である。旧世界の教養を備えたクレオール男性である主人公(90歳)が、黒人、ムラート、ベドウィン族、東洋人、軍人、タクシー…
フランク・ダラボン『ミスト』を久々に再鑑賞。やはり傑作だと思う。特徴的なカメラワーク(基本的にドキュメンタリー調で後半はスローモーションやクレーンショット等の映画的なタッチが増えていく)やクリーチャーのラヴクラフト的造形にも臭みが無く、先…
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